朝
ソファに座って
プリキュアをみてる子供たち。
そのソファの後ろに立って、
子供たちの後ろから
母が聖教新聞を音読する。
なぜに、そこまで近づくのか。
毛穴から染み込むように信心を伝える、らしいでしょ。
嫌気がさして、娘が部屋を出た。
リビングは暖房かけてあるけど、他の部屋はかかってない。
孫に寒い思いをさせるような、避難しなきゃいけないような、嫌がらせをしていることに、本人は気づかない。
ほんと。
いつも押し付けるだけ。
こっちを見ない。
話を聞かない。
ただ、ただ、自分の信心を押し付けるだけ。
普通に、のんびり、休日にプリキュアを見せてあげたい。