朝
題目三唱やらせなさい
って言葉をやり過ごして子供たちを送り出す。
やりなさいって言われるのもストレスだし、やらせなさいって言われるのもストレスだし。
やだなぁ、子供たちもかわいそうだなぁ
って考えながら洗濯物を干してる私のところに、わざわざ母が階段をのぼってやってきた。
この前言えなかったんだけど、ちょっと聞いてくれる?
なんて前置きをして。
何か、また説教か?
そしたら人間革命を読みだした。
題目三唱やめさせちゃったから、ほら、ここに書いてある、読むからね、
自分からやらないとやらされているとかそう思うようになるだろう。
そうなると歓喜もなくなる。
ねっ、書いてある。
○(私の名前)は強制だって言うけど、そうじゃないの、義務なの。
なんちゃらかんちゃら。
そのあともズラズラと人間革命を音読して、あぁ長いなぁと思ってたところにこう話しだした。
人の悪口を言っては身を滅ぼす。
ねっ!ちゃんと書いてあるの💢
なんか、黙々と説教っていうより、強めの怒られる感じの説教のところに、
さも私が悪くて更生させようとしてるような物言いに、
は?!って思って、聞いていられなくなった。
悪口言ってるのはお母さんでしょ!
私も○くん(旦那)も子供たちも、一回だって悪口言ったことないよ。
なに、人間革命読んで気付いたお母さんの反省だったの??
って。
そしたら
どうしてそうとるかな💢
悪口じゃないでしょ!教えてあげてるんだから💢
私がやめさせたわけじゃなくて、本人たちの自由なんだよ、
人間革命に書いてあるんでしょ。
無理にやらせてはいけないって。
どこよんでんの?
お母さんが自分で読んでたんだよ!
子供は素直なんだから、お前がやめさせたからやらなくなったんだ💢
私が違うって言ってんのに、信じないんだから、話し合いなんてならないんだよ。
私は人の悪口言う人がだいっきらいなんだよ!!
って怒鳴って、イヤーマフをつけて、爆音の掃除機をかけた。
もう、聞いてられない。
話もするつもりない。
一方的に説教するその声を聞いてると思われたくないから、強のパワーで掃除機かけた。
ここに書けるのは覚えてることだけだから、ホントはもっとたくさん、ダラダラ、ズラズラ、ずうっと言われてる。
同じ文章を読んでも、受け取り方が違う。
だから強制してはいけない、自主的にやらせましょう。
って意味でとる私と
だから強制じゃないんだから、自主的にやらなきゃいけない。
って意味で受け取る母。
そして、信心は、義務だと断言する母。
信仰の自由という権利は、ない。