子供のころ
夜は姉と2人でした。
まだ甘えていたから、たぶん、幼稚園とか?
もし大きくても3年生のときには強気になっていたので、もっと前の低学年のとき?
父と母は会合とか勉強会?
帰ってくるのは21時過ぎ。
救急車のサイレンが聞こえると、親が事故にあったんじゃないかって心配で、姉にお母さん大丈夫かな😢って泣いてた。
姉は「悪く考えると本当になっちゃうからやめようね」って、優しく言って慰めてくれたのを覚えてる。
けど、今大人になって思うのは、姉だって心細かったよね。
小さな妹と二人。
外は真っ暗で、家は静かで、子供だけで留守番してなきゃいけなくて、
親がいなくて、いつも観てるテレビも全然楽しくない。
時代だったと思ってる。
子供をおいて出掛けられるような時代。
でも、
なに考えてるんだよ、小さな子供置いて。
子供が出られるような座談会もあって、19時頃から始まるのかな。
同じ学会員の子供たちと違う部屋で歌とかの練習。
未来部コーナーで呼ばれて披露する。
お菓子をもらって帰ってくる。
なんだかすごくぎゅうぎゅう詰めの部屋で、拍手したり、御書講義とか、幹部の話とか。
正座を崩せないくらいのたくさんの人が集まってた。
帰宅すると21時過ぎてて、それからお風呂したり、忙しかった。
昼間の座談会もあって、ブロック座談会。
それは我が家でやってた。
例えば私が「やまだあいり」だとする。
父がブロック長、母がブロック婦人部長?
そしてここは「やまだブロック」
母は偉くなった気持ちだったのかな。
父が亡くなって、やまだブロックは無くなった。
他の人の名字のブロックになり、母は偉くなくなった。
ここは私が切り開いてきた地域なのに
とか
あとから来て全然知らないくせに
とか
新たにやってくる母より上の役職の人に悪態をつく。
娘が結婚してお婿さんが来たら、その人を活動家にして、やまだブロックを再建させよう、そう思っていたんだと思う。
だから旦那にあれしろ、これしろ、テレビみる時間があったら新聞読みなさい、とか、うるさく指示して。
私の旦那にとって、身近な学会の姿は母で、
それはとても許容出来るものではなくて、
人間性も、疑うくらいで、
だから旦那は
活動家どころか
学会も
好きじゃない。
学会員がしつこくするほど、本人は功徳がもらえているのかもしれない。
けど
まわりが
迷惑だ、
嫌だ
と思ってるんならそれはただの嫌がらせだと思う。
学会員のことを悪く言えばバチが当たるから!
って言うけど、相手のことを思えば、バチが当たらないよう、嫌な思いをさせないよう、気遣うのも必要なんじゃないのかな??
子供を残して活動する。
それを子供はしっかりみていて、必ず感謝する時がくる。
なんて、都合の良い解釈だと思う。
子供はみている。
こっちを見ない親の姿を。
子供の心を見ずに、学会精神だけを押し付ける親を。
見ていたから、今、こうなっているんだよ。