創価学会 宗教二世の日々 創価の母と同居中

創価学会二世です。家庭内のこと、辛くても誰にも言えなくて、blogで気持ちをぼやきます。もし同じような方がいらしたらコメント欲しいです。だよねぇって話したいです。

クワガタムシとカボチャ

夏のこと。

旦那と子供たちが夕方散歩をしてると、近所のおばさんがクワガタムシをくれました。

おばさんはおじさんと二人暮らしで子供がいるわけでもなく、たまたまクワガタムシをみつけて、たまたま子供たちが歩いてたからあげた、そのくらい軽い感じだと思います。

近所の人だから、母も知っといたほうがいいかなって思って、そのことを話すと

「あの人は維新の会だから、うそばっかり言うから、もらわないで!」

と言われてしまった。

「もうもらっちゃったし。」

って言ったらものすごく怒られた。

勝手なことするんじゃない!って。

うそばっかり言ってるんだから、なに言われるかわからないでしょ!

って。

他の日。

旦那と子供たちが散歩してたら、今度は違うおばさんにカボチャをいただいた。

もってってぇ!!

って感じで断れなかったらしい。

それを聞いて、母にどう話そうか、気に病んだ。

また怒られる。

このおばさんはキリスト教だから。

政治より宗教が違う。

絶対怒られる。

母に話した。

・・・

怒られなかった。

なぜなら、そのおばさんちのおばあちゃんが生前公明党を応援してくれてたから。

 

外に飛んでるクワガタムシは怒られて、畑で作ったカボチャは怒られなかった。

 

あの人は維新の会だから

あの人は立憲民主だから

あの人は共産党だから

 

だから、

小さな子供への善意すら、受け取れない。

 

みんな、学会員みたいに回りを威嚇してるとは思えない。

ただ、小さな子供にあげたかった。

喜んで欲しかった。

そんな優しさを、

子供には無関係な政治のくくりで、

あの人は悪い人

あの人はうそつき

そんな風に排除して欲しくない。

 

子供に言えない。

あのおばさんからは何ももらっちゃいけない。

あのおばさんからはいいよ。

なんて。

 

近所のお店。

「あそこは共産党の息子がやってるお店だから行ってはいけない。」

その息子は私の同級生。

6年間、一緒に学校へ行った。

あそこは共産党だからダメだ。

って言われてて、なんだかその男の子がいつも怖かった。

今、その男の子がお店をはじめた。

母は行くなと言う。

共産党だから。

でもそこには、今、女の子がいて、娘と一緒に登校してる。

娘は幼稚園のとき母のこの言葉を聞いている。

「あそこは行ってはいけない。」

今、小学生になって、覚えてる。

あそこは行ってはいけない。

まだ小さいから、そのお店と登校班が一緒のお姉さんが繋がっていないけど、

こんなこと、よくない。

子供に、間違った価値観を植え付けてはいけない。

 

人間不審になる。

 

みんな、良い人だよ、って教えたい。

 

同級生の男の子が、今、共産党かはわからない。

私が、今、公明党一色じゃないように。

 

もし、

あそこは公明党だから行ってはいけない、

そんな風に言われていたら、みんな差別だって怒るだろう。

なのに自分が、あそこは○○だからって排除してるのは、なぜ、肯定的なの?

 

そうやって、近所付き合いも、政治が絡んで、普段良くしてくれる人にも批判的。

 

そうゆうのを聞いてるのがすごく嫌だ。