創価学会 宗教二世の日々 創価の母と同居中

創価学会二世です。家庭内のこと、辛くても誰にも言えなくて、blogで気持ちをぼやきます。もし同じような方がいらしたらコメント欲しいです。だよねぇって話したいです。

外食と加害

昨日は1日気分が重かったなぁ。

私は母にとって加害者だからなぁ。

 

子供のころ、我が家はほとんど外食したことがなくて、1年に1回あるかないか、車に乗って決まった食堂に行くだけだった。

私の外でのご飯はその食堂だけで、それは母にとっても同じことだった。

から、

高校生になってハンバーガーを注文するのが、ドキドキした。

ファミレスも初めてで、でもみんなに初めてって知られないよう、緊張したなぁ。

何もかも、初めてだった。

外の味を知らない母を、社会人になって色々食べさせてあげたいって、美味しいものたくさんあるよって、連れてった。

でもね、

味がしょっぱい

かたい

お母さんには合わないわ

って、ほとんど残して、機嫌が悪くなった母に

ごめんって言って急いで食べた。

帰りの車でも、しょっぱくて食べられないとか、かたい、とか、

さっきも聞いたけど、さっきと同じように、私はごめんって言ったんだ。

次の日には、

お母さん、昨日の食べたせいで、夜中胃が痛くなっちゃって、もうあそこには連れていかないで。

ってまた言われる。

はい、すみません、もうあそこには行かないから、ごめんね。

って謝る。

そんなやりとりは、20代の時に何度もあって、結局同じで、

私は喜んでほしくて連れてったけど、母からしたら美味しくない場所ばかりで、

だから、30代、もう母を連れていくことはなくなった。

自分で好きなものを好きなように食べていれば、少なくとも私のせいにはならないから。

 

子供たちを初めてラーメン屋さんに連れていった。

コロナもあって産まれて初めての外食。

自宅以外のテーブルも、子供用の椅子も珍しい。

全部が初めて。

「ママ、ラーメンおいしい?」

って息子が聞く。

「美味しいよぉ」

って答えると息子がすっごく笑顔になった。

「ママ、ラーメンおいしい?」

何度も聞いてくる。

何度も答える。

「美味しいよぉ、ママ、ラーメンみんなと食べに来れて良かったぁ」

子供たちが嬉しそうに笑う。

ママが喜んでるから、子供は幸せなんだよね。

 

母には母の都合があって、仕方ないのかもしれないけど、母の人生で、こうゆう経験は得られなかったなぁ、って思った。

私は幼児じゃなかったけど、もし、あのとき、違う言い方をしてくれていれば、

お母さんあんまり食べられないけど一緒に食事ができて楽しかったよ

ってニコニコしてくれてれば、色々かわったんだろうなぁ。

大人だもん、ほとんど食べなかったお店にまた連れて行くほど空気が読めないわけじゃない。

ただ、文句じゃなくて、幸せな時間にしてくれてから、

なんて思うけど、結局これが、母なんだ。

 

活動しない娘というフィルタのかかったメガネをかけている母からは、私の母に喜んでほしくてした言動も、自分を傷つける加害者にしかみえない。

もしかしたら、憎いのかなぁ、

自分の言うことを聞かない娘は、

それだけで憎いんだよね。