祖母のお葬式。
日蓮正宗。
聞きなれたものなので他の宗教よりは抵抗が少ないです。
他の宗教だと、なんだろ、お経によって毒されるみたいな恐怖感があります。
お坊さんは、学会員よりはカサカサの、独特の声の、方便本じがげ。
学会版になって、真ん中がなくなって、楽になったけど、お坊さんは真ん中のお経も詠んでいました。
昔は勤行しようものなら初座から5座まで30分正座して、そこからやっと題目だからすっごい大変だった。
今もお坊さんはやってるんですね。
御祈念も声に出してたけど、あぁ、そういえば昔のはそんな感じだったなって。
なんか、難しくて、意味わからなくて。
でも学会版になって、なんか昔の偉人に対する感謝みたいなのが減って、学会や歴代会長への感謝になって、
なんか、ん、
ご本尊さまや南無妙法蓮華経を拓いた人たちへの感謝より、学会への感謝になったんだな、って。
仏教っていうより、ほんと、創価学会っていう宗教、お経、御本尊さま。
母から、祖母の悪口や、みんなが困ってる迷惑してるみたいな話ばかりだったので、変な話、亡くなって形だけのお葬式なのかと思っていたのですが、
同居していた家族みんなが泣いていて、
一番近くにいた家族が、長寿、老衰でも泣いているってことは、みんな祖母のこと大切に思ってたんだなって、お別れを悲しんでいて、生きてて欲しかったんだな、居てほしかったんだなって。
だから、暖かい気持ちのこもったお葬式でした。
母が言うことだけが、真実ではないって、やっぱり実感しました。