創価学会 宗教二世の日々 創価の母と同居中

創価学会二世です。家庭内のこと、辛くても誰にも言えなくて、blogで気持ちをぼやきます。もし同じような方がいらしたらコメント欲しいです。だよねぇって話したいです。

STB

ヤング白百合長がSTBを持ってきてくれた。

一度は見ないからって断ったけど、なんかやっぱり受け取ることになって。

未来部の同時中継らしい。

 

母が、

白百合長、なんだって?

って聞いてきたからついSTBのことを言ってしまって、見ないって選択肢を選べなくなった。

母はSTBなど機械を苦手意識があって自分じゃやらない。

だから始まったら最後まで、母が居なくなるまで、家を出ることが出来なくなった。

 

60分。

面白くもなんともないSTBを子供たちに見せるのは申し訳なかった。

つい

ごめんね、話ばかりでつまらないだろうけど見ちゃおうね

ってカーズのDVD見てた子供たちに断ってしまう。

そしたら母が

つまらないなんて失礼な💢

言葉っていうのは大事なんだから!

気をつけて使いなさい💢

って怒られた。

 

なんだ、言葉が大切なことはわかってるんじゃん。

その割に自分の娘をいつも罵って、それも言葉なんだけど、気をつけて使ってるのか?って、思っちゃった。

 

いつもの

昔の池田先生の美談?

こんなことをしてくださった!みたいな人間革命に出てくるみたいななんか師弟を敬えみたいなすごいことしたんだぞ、みたいな話。

今回は未来部のだから高校生とか大学生とかなのかな、その子たちが

お題目を根本に努力したらこんなことになりましたぁ!

池田先生、奥様のおかげです!!

って発表。

テンプレートに沿ったような、みんな同じような話し方、内容。

それを聞いてると、あぁなんか、子供たち、洗脳されてるなぁって、ゾッとしてしまう自分。

対照的に

ほら、○ちゃん、勤行根本に、ねっ!

そしたらお姉さんこんなことが出来るようになったんだって、ねっ!

すごいでしょ!!

信心根本!

素晴らしい!

って娘に話しかける上機嫌な母。

何か話が終われば拍手をして、娘に内容をリピートする。

 

娘は15分もしないうちに

もうやだ、頭おかしくなりそう。

って部屋を出ていこうとして、

そんなことしたら母に何言われるかわからないから、リビングに続くダイニングでなんとか居てもらう。

それでも

ここにいてもうるさくてもうやだ、限界!

って泣きそう。

電源を切る役割があるからそんな嫌がる娘を連れて出ていくことも出来ず、娘はとりあえず違う部屋に行った。

次のターゲットは5歳の息子になり、

娘が私に泣きついてるのをみた息子は、私が泣かせたのかと誤解して怒って、たぶん意味のわからないSTBのテンションや母の信心素晴らしいの押しつけにイライラして、感情が不安定になってしまったんだと思う。

 

最後は昔の池田先生のスピーチ。

過去のものを引っ張り出して、繰り返して、

時代は進んでいるのに、戦時戦後、昭和初期の価値観を令和の時代に美化して押し付けて?くるのはもう限界なんじゃないかな?

成り立っているのは、それを愛する老人たちだから。

昔はすごかった、昔は頑張った、昔の功績を今も称えてほしい、

いつまでもそれのみを引きずっていて、

そうゆう人たちが作るものだから、そうなってる。

 

子供たち、家族や友達恋人位の人間関係だと、これが絶対、この考えが正しい、他の人には破折してあげないとって自分が正しいって気持ちだけで、相手を破折することが相手のためだと思ってる。

大人になって社会にでて、気づく。

あれ?

学会員じゃなくても素晴らしい人たくさんいるなぁ。

自分より優れた人たくさんいるなぁ。

自分と異なる考えだけど、正しいなぁ。

あれ?

あれ?

ほんとにこれが絶対なのかな?

って。

 

それしか知らなかった。

それが当たり前だと思ってた。

家族みんなで勤行すること。

一日何時間も題目のために時間を使うこと。

家族みんなでSTBをみること。

同時中継に参加すること。

拍手をすること。

それしか、知らなかった。

だから漠然と、それをやるしかなかった。

やらない、なんて選択肢がなかった。

 

でも、

みんなそんなことしてないよ。

STB、面白くもなんともないよ。

その時間をつかって出来ることがたくさんあるよ。

 

母が朝から3時間もなんぎょりげーきょーって題目唱える。

その音の空間とともに、私は洗濯して干して掃除して片付けて、

お昼を過ぎて

母が洋画やサスペンスをみてノンビリしてる間に

洗濯を畳んで子供たちの帰宅の準備して

忙しく動き回ってる。

なのに横になろうもんなら

罵られる、時間があるなら題目あげなさい、若いくせに休むなんて病気なんじゃないの?💢って鼻で笑われる。

 

子供のころ

母はいつも仏壇の前にいた。

私の方はみない。

だから、子供をみる習慣がない。

人をみる習慣がない。

脱衣場には髪の毛がたくさん落ちてた。

そうゆうものだと思ってた。

違った。

掃除すればいいだけのこと。

でも私はわからなかった。

だっていつもそうだったから。

そうゆうものだと思ってた。

 

だから子供は、親が宗教やってたら、わからない。

そうゆうものだと思うから。

それしか知らないから。

それが普通だから。

だから、助けてってすらも思えないんだと思う。

 

母から子供たちを守るのはなかなか難しいけど、

60分がたってようやくSTBが終わった。

子供たちの精神状態は不安定になってしまった。

 

 

 

60分。

STBみなければ、こんなにしらけることもなかったなぁ。

若い人たち、あれみてどうおもったのかなぁ、

こんなふうにゲンナリするのは、私の洗脳が解けたからなのかなぁ。

姉は、あの発表した子供たちをみてどう思ったのかなぁ。

あのSTB、宗教臭くて、一般人が見たらドン引きするだけじゃないかなぁ。